Friday, September 11, 2009

Utah Trip Day4~Fiery Furnace Guided Tour


 毎日最低1日分は更新したいですが、、、うーん、厳しい。
 ブログ記事を書くために改めてNPS(National Park Service)や日本語のWikiの記事を読んだりしています。すると「ああ、ここ行ってない!!」とかって気が付いてしまって、いけませんね。どうしよう、ものすごく、また行きたい。

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 キャンプ場の朝は早いです。でもワクワクした私の朝はもっと早いです。。。4時ごろから起きてました(苦笑)夜も興奮して寝れなかったので、睡眠時間は結構短かったはず。。でも元気。や、早起きしてランチを作ろう~と思ってたんですよね。でも4時!暗すぎた~~~(爆)さすがに真っ暗な中、ウロウロするのは怖いです。蛇やサソリもいるそうなので、間違えてふんずけたくないです。ええ。
 でもテントから覗いた星空が、それはそれは綺麗で。感動のあまり、旦那を起こしました(笑)。「ねぇむいよぉーー」と起きてくれませんでしたが。海抜が高く、まさしく人煙まばらなエリアですので、空気が澄んでるんでしょうね。本当に、降る様な星空。でもね~~写真もないの。残念。

 テントの中でごろごろしていると、6時前、やっと他の人たちも起きだした模様。「よっしゃー!」と起きて、ごはんの用意。って、何作ったっけ・・・あ、サンドイッチだ。昨日スーパーで買ったチーズと自家製サワークラウト(キャベツをホワイトワインビネガーで煮たもの)だ。
 日の出を見に行く人たちだと思いますが、ぽつぽつ出かける人たちもいます。加えて、昼間が暑いので、長い距離のハイキングは、夜明け前に出発するのが常識です。午後は夕立になることも多いし。
 旦那を起こし、朝ごはん。たいていシリアル+ナッツ&ドライフルーツ。牛乳はこまめに買い足し、クーラーボックスで頑張りました~~(笑)



 9時からのファイアリー~のレンジャーツアーの前に、本当はどこか短いハイキングをしたかったのですが、時間切れ。集合場所に向かうと、ちょうどレンジャーも来た所でした。

 ファイアリー・ファーネスは、「焼けるかまど」と言う名前が付いていますが、実際は、このような↓岩の柱が森のようになっている所なので、影が多く、比較的涼しいそうです。名前の由来は、夕陽に照らされた全体像が炎のように見えるからだそうです。
(↓この写真は公園内を走る道路から撮ったもの)


 岩の赤と白のパターン、そういえばキャニオンランズのニードルズエリアでも見かけましたね。


 レンジャーが簡単な自己紹介をし、ツアーの注意事項などを伝えると、いざ出発!わくわく~~♪
 まず最初に止まったところでは、砂の上についた足跡を見ながら、砂漠に住む生き物についてと、「biological soil crust(土壌クラスト?)」について。アーチーズは、砂漠気候にも関わらず、意外と植物が育っています。それは全て、このクラストのおかげなんだそうです。サラサラと動く砂を、クラスト(バクテリア、菌類、苔などの集合体)が固定することで、他の植物がそれを苗床として育つことができるのだそうです。いわば「腐海」ですよ!(←私と旦那の中ではもうアーチーズ=ナウシカワールド。ちょっと違うけど、腐海だと思うと大切にしなきゃって思いません?笑)
 写真が暗いですが、真ん中らへん、黒っぽい部分やその周りのでこぼこした部分がそうです。


 これは砂漠気候の中で、本当にこれは大切だそうで、公園内、至る所にサインがありました。一度ふんずけられて、傷つくと、元通りになるのに200年もかかるとか!整備されたトレイル、水の通り道であるワッシュ、露出した岩の上を歩く限り、大丈夫だそうですので、皆さんも、このエリア、行かれることがあれば、どうぞ気をつけてくださいね。
 
 それからまた少し歩いて・・・岩と岩の間を通ります。


 小さなアーチをくぐった先でお話。


 グループは結構大きく、30人くらい。子供もいました。ツアー申し込み時に、「崖の上を通ったり、よじ登るような所もある。楽じゃないわよ」と聞いていたのですが、明らかにハイキング初心者というか経験ない系の人もいました。そうそうフランス人とかヨーロッパ系も多かったです。と-っても美人さんがいて、話半分、みとれてました(笑)


 広場の左手の崖にも小さなアーチがあって。そこをくぐって戻ってくることも出来ます。


 また細い道を通って・・・


 かつてはアーチだったのかな?↓

 
見上げると、フィン(ひれ)状の岩。大きいですが、薄いです。


 大きな岩の周りをぐるっと回ってきました。滑るので注意!

 
 バランス・ロック(Balanced Rock)が遠くに見えます。クリックして拡大してもらうと分かりやすいですが、結構、木が生えてますよね。松、オークなどです。砂漠で生きていくために、葉も小さく背も低いですが、それでも順応して生きているのは、前述クラストのおかげなんです!


 「さぁチムリーウォーク(煙突を登り下りするように両手両足で支えて進む)だよ~気をつけてね!」とレンジャーの言葉に、「わっ冒険っぽい!」とワクワクするも。。。
 

よいしょっ!


と気合をいれるも、、、

ってか、歩けてしまいましたよ・・・?

私の理想としたチムリーウォーク、、、↓


 ガタイの良いレンジャーさんみたいな人なら、理想的なチムリーウォークが出来るのでしょうが、まぁちっこいジャパニーズなのでね、、、特に苦もなく歩けました。。ちぇっ 旦那もほぼ歩けたようです。つまんね~~

 10分くらい歩いては、影に入ってお話10分、、というのを繰り返し、最後に案内してくれたのは、サプライズ・アーチ(Suprise Arch)!
 
 何てデリケートなアーチなんでしょう~~ レンジャーさんも言ってましたが、アーチは風や雨の影響である日いきなり、崩れたりするそうです。こんな繊細なアーチ、、また今度行った時も見られたらいいなぁ~~♪

 この後、駐車場まで戻って解散。レンジャーさん、本当に面白い人で、話も上手くて良かった~~結構しゃべりっぱなしで大変だろうと思います。楽しかったし、勉強になったツアーでした♪

 
 9時から約2マイル歩いただけですが、話しながらなので、終了したのは12時ごろ。作っておいたサンドイッチを食べ、暑さを避けるため、またMoabのスーパーへ。。。(笑)氷がなくなってたのでね。氷を買い足したりはしましたよ。
 夕立が来そうな雲だなぁと思っていたら、ちょうどスーパーにいる時に、土砂降りの雨と雷!まぁ10分くらいでやんだと思いますが。このような局地的な雨は、今回の旅の間、どこでもよくあるようで、注意が必要です。特にハイキング中になると最悪ですからね。私たちも、午後は暑いのもありますが、天気が不安定な日はハイキングはしませんでした。

 暗い雲が立ち込め、稲光に雷。



 通り過ぎてしまえば、からっと良い天気。涼しくなるし、空気がさらに爽やかになったように感じます。空の青さがまぶしい~~



 せっかく涼しくもなったので、ウィンドウズ(The Windows)にも行ってみました。
 同じ駐車場から、ダブル・アーチ(Double Arch、往復0.5mile)とめがねのように二つ並んだノース&サウス・ウィンドウズ(North & South Windows,往復1マイル)に行けます。
 右手に見えるのがダブル・アーチ↓

  
 見上げてみたり、


 登ってみたり。


 The Windowsです。


 よく分からないポーズの旦那。ポッケに入っているスプレーボトルが彼の生命線。(←でもかなり良いですよ!暑いトレッキングにはお勧めです)


 ガーデン・オブ・エデン(Garden of Eden)の駐車場から見かけたロッククライマーたち。ロッククライミングは、アーチ等でなければ、自己責任でOKだそうですが、あまり強そうな岩ではないので、危険そうな感じです。


 スカイライン・アーチ(Skyline Arch,往復1マイル)。疲れてきて、ちょっとだるだる。


 ご飯を食べた後、キャンプ場から見えた私たちにはどう見ても「王蟲の抜け殻」にしか見えなかった岩で記念撮影(笑)。


 この日も充実した一日でした。そして9時ごろにはお休みなさーい。

【4日目 おしまい】


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